はぁぁ…切ない


かぐや姫をやっと見に行くことができました!

全編手書きで筆のタッチということで、「或る旅人の日記」のようにストーリーそのものより芸術性を味わうようなアニメなのかな?と思っていたのですが、ちゃんとアニメーションとして楽しめたのは嬉しかったです。

とは言え、これがいつものジブリのタッチで描かれていたら、この見終わった後の何とも言えない余韻は半減していたかもしれないなぁと思います。

どのメディアでも書かれていることですが、劇中かぐや姫が感情をむき出しにして走るシーン、
これは想像していたより迫力がありましたね?。

ストーリーについてはみなさんご存じのストーリーのまま展開するのですが、
こんなに切ない、悲劇のお話だったとは思っても見ませんでした。

裕福な家を装って皇子と結婚させようとしていたおじいさんは、
欲に目が眩んだという人もいますが、
私の印象では純粋にそれが姫の幸せだと信じて行動していたのだと思えました。

こそくな手を使ってかぐや姫を我が者にしようとする皇子達は別として、
登場人物は誰も悪く無い…?悪く無いと思うのに何で…
終わった後そればかり考えてしまって、その日1日はため息ばっかりついちゃいました。

この映画はたぶん好き嫌いが出る作品だと思いますが、
個人的にはオススメです。?